先生からのちょっと聞いて

どんぐりと花びら

原口 朋美


急に寒くなり、秋の深まりを感じるようになりましたね。
衣笠幼稚園は季節の移り変わりが、本当に美しく感じられる場所で、私は大好きです。
春の桜からスタートして、青々した芝生に、プランターの夏野菜、そして今は、柿の実や赤く染まった葉っぱ。
衣笠山のどんぐり拾いで、子ども達と面白い発見を楽しんでいます。

そんな日々の中、つい先日、登園する坂道でふと息子が立ち止り、落ちていたどんぐりを拾いました。
「いいもん見~つけた!」「良かったね」の会話のあと、「どこから?」と聞く息子に、横にあるどんぐりの木を見せました。
少し歩くとピンク色の花びらを見つけ、また「きれいなお花見~つけ!」ちょっと急ぎ足でまた「良かったね」するとまた「どこから?」と聞かれ、急いでいた私は思わず「どっかから飛んできたんかな」と答えて先へ急ごうとすると、どんぐりの木の時のように上を見上げ、「あそこにピンクの花が咲いてる!見てみ!」と教えてくれました。
見上げるとずいぶん高い所にきれいな椿の花が咲いていました。
何年も通っている道、そして、何度も落ちている花びらを見た事があったのですが、見上げたのは初めてでした。
朝の息切れしそうな程忙しい瞬間に、すごく心が温まった気がしました。 

改めて、小さな感動を子ども達と共にもっともっとしていきたいな。と思いました。